ドリトル先生と井伏鱒二が教えてくれた。
今まで生きてきたなかで、一番のお気に入りの本は、何ですか ?
私はドリトル先生シリーズ全12巻。
子供のころ読んだ本なんですが、大人になった今でも一番好きですね。
どんな困難にも立ち向かう勇気を教えてくれたような気がします。
この本の訳は、井伏鱒二って、ご存知でしたか?
さすが文豪。テンポよく、わかりやすいんです。
井伏鱒二は、おいしいものと酒が大好きで、 95歳まで生きました。心身ともに健康だったんでしょうね。
ある時、スランプだった開高健が、井伏鱒二に「書けない時はどうしたらいいでしょう?」って聞いたらしいんです。
すると、井伏鱒二、「書けない時は、何でもかくことですな。書くことがなければ、いろはにほへと、と書けばよろしい。」と答えたとのこと。
なるほど〜