ゲゲゲの【水木しげる】は永遠に。
今日の【作家の顔】(漫画家も含むことにしました。)は水木しげる先生です。
ゲゲゲ忌ということもあり、Twitterでも話題にのぼることが多いので、描いてみたくなりました。
水木しげる先生は、テレビに出る時、いつもふざけていて何かを食べているという印象。
目を寄らし、大福をのばしながら食べた時の顔が忘れられません。
その時のイメージを似顔絵にしてみました。写真があったわけじゃなく、私の記憶。でも、もっと面白かったんです。奥さんがたしなめるほど、全力でふざけてましたから。人柄も大好きでしたね。
好きな作品は「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」はもちろんですが、戦記ものが好きです。
上官からのいじめ、腕を失うところ、ラバウルの地で現地の人との交流など、もうこれは、単に漫画というジャンルを超えていると思います。
調布、深大寺は、よくサイクリングで行くところで、以前は、偶然、水木しげる先生に会えるんじゃないかとわくわくしていましたが、最近はもう会うことはないんだなと思うと寂しさがよぎります。
作品の数々を目にすると、その絵の力強さに圧倒されます。不思議な魅力ですよね。
戦争で受けたひどい体験、腕もそうですが、失うものは大きかったと思います。しかし、その逆に、何かまるで妖力のようなものを得たのではないかと思うのです。
これら妖力を持った作品は、人々をとりこにし、いつまでも永遠に読み続けられることでしょう。
妖怪やおばけが死なないように。