ビールと焚火と【椎名誠】
私の似顔絵は微妙ですが、ビールと焚火とくれば誰だかわかりますよね。今日の【作家の顔】は椎名誠です。
日に焼けて真っ黒。思いっきり笑った顔にできる深いしわ。豪快で、いつも楽しそう。
「あやしい探検隊シリーズ」、大好きでした。
いい歳になっても面白いことのできる男、少々のことは気にしない男、つまらないことでも面白くしてしまえる男になりたいと思いました。
椎名誠の作品はたくさんあるのですが、なかでも「シベリア追跡」、「インドでわしも考えた」、これは私の超おすすめです。
面白い理由、それは事前にあまり調べないで行ってしまう大胆さにあると思います。
今だったらすぐにスマホで調べちゃうところだけれど、あまり情報を持ってないほうが、自分自身で発見したり、失敗したり、感動できるということを学びました。
文もわかりやすく親しみが持てます。むずかしいことをダラダラ書けばいいってもんじゃありません。こんなにも伝わってくるということは、最高の作家だという証です。
だいぶ前になりますが、カヌーイストの野田知佑と椎名誠で、東京の川をカヌーで行くという番組をやってました。実に楽しそうで、カヌーやってみたいと思ってたんですが、結構高くて。仕方がないので大型スーパーで売っていた大きなゴムボートを買ったおぼえがあります。
それでも、うれしくてゴムボート、ガシガシ漕ぎました。ガシガシ。楽しかった~