三島由紀夫と煙草
私の本棚から
「真夏の死」
三島由紀夫さん
この中で、私の好きな作品は「煙草」。
今では吸わないが、これを読みながら、煙草を吸うのが好きだった。
煙草はショートピース。三島由紀夫さんが吸っていた銘柄だ。
国産で一番いい葉っぱを使っていて、甘い香りのする両切りの煙草。
他の煙草とは比べものにならないほど葉っぱがみっちり入っていて、フィルターがないから爪は真っ黄っ黄、歯にも壁にもヤニが付きまくりの煙草だった。
似顔絵は、東大全共闘1000人との討論会の時の顔です。
学生たちの話を笑顔でうなずきながら聞き、煙草をくわえると、ひとりの学生が火をつけ、それをうまそうに吸った。
その時の笑顔が、一番好きな三島由紀夫さんの顔かもしれません。
Youtubeに、その討論会の映像がありますので、ぜひご覧ください。
この伝説の討論会は映画にもなっているようです。